こんにちは、院長あおいです。
いつもご訪問ありがとうございます。
さて、冬休み期間はお子さんの来院が多くありました。
また、初めて来られるお子さんも多く、その中でも特に最近は歯科矯正のことで悩まれていてのご来院の方が増えたので、こちらに記事にしてみました。
ご来院の方々の多くが
「歯科矯正を歯科クリニック等で勧められたが、しないで済むならしない方がいい気もするし、でも子どもの将来を考えると、早いうちのがいいという話も聞くので悩んでいる」
という経緯です。
ちなみに、当たり前ですが当院では歯科矯正のための施術というのは行っておりません。
では、皆さん何のためにいらっしゃるのかというと
「歯並びと全身の歪みとの相関性があるという話を聞いたことがあるから、一度(我が子が)どんな状態かをみて欲しい」
という目的です。
当院では、ホロソフィー・オステオパシー・自然療法での身体の見方を基準としておりますので
「歯」は「全身の一部である」
という考えで捉えています。
どういうことかというと、
「歯(歯並び)」と「全身(身体の全ての部分)」は繋がっているので
どちらかが歪んだり働きが悪くなれば、もう一方も歪んだり働きが悪くなる可能性がある、
どちらかの正常な動きは、もう一方の動きの正常化の役にも立つ可能性がある、
と言えるということです。
もうちょっと言うと、
「歯」は「頭蓋骨に埋め込まれている(頭蓋骨の一部)」なので
頭蓋骨が歪めば歯並びにも影響がある可能性がある、と考えるということです。
ですので、
歯並びが気になるというお子さんをみさせていただくときも
必ず全身をチェックして、現在の状態、どこが歪みがあるとか、組織の制限があるとかを説明し、
それがどうして起きたのか
怪我とか、胎児の頃や出産産後あたりの影響なのかとか、原因まで考えての見立てをお話しさせていただいています。
その上で、歯科矯正を早期に行うメリットとデメリット、
行わない際に気をつけたいこと、
行う際に気をつけたいこと、
そういう話もさせていただき、
保護者の方の判断材料をできるだけお伝えする役目をしております。
もちろん、歯科矯正をされるという場合には、並行してのフォローもさせていただきます。
どんなことを選択するにしても、(表面上の)メリットデメリットは必ずあります。
偏らないって難しいですが、
自分自身は、そういうことを相談する相手もいないまま、独学で子供たちの幼少期の子育てを
突っ走ってきてしまいまして、やらかしてしまったなぁと思うところも多々ありますので。
お子さんのことについて悩まれている方々がおられるのであれば、
何か私が決めてあげるなんてことは何もできないけれど、
必要な視点をお伝えすることで、できるだけ色々な偏らない可能性を知った上での判断の一助となれればと思っています。
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