自然派育児 他の親子との線引き 例:子ども同士のケンカやトラブル

ここ数日の間に 立て続けに

子どもの言動に関わる トラブルとまではいかないけれど

 

ちょっと 疑問が残るというか もやっとしたという話が

耳に入ってきました。

 

 

なぜ わざわざ「自然派育児」という言い方をするかというと

 

自然派って 子どもの生きる力を高めるとか

 

ちょっとやそっとのケガなら大丈夫 たくましく育てようっていう気持ちが

 

多かれ少なかれあるんですよね。

 

 

別に 自然派じゃなくても そういう方針のご家庭もたくさんあると思うけど。

 

 

 

だから

 

まあ 同じ自然派ママの集まるところでは

 

子ども同士で 多少色々あっても 子ども同士で解決する

 

というスタンス。

 

 

 

このスタンスは 大事と思います。

 

いちいち子ども同士のケンカに大人が口出しするもんではありません。

 

 

でも じゃあどこまで?って聞かれたときにそこって線引きは難しいと思います。

 

 

 

ですので 参考になるかなと思うので

 

私の線引きをお伝えしますね。

 

 

 

・物を使って相手にイタイ思いをさせた

 (石 おもちゃなど)

 

・わざとじゃないけれど 相手にイタイ思いをさせたけど謝らない

 (ぶつかった 踏んだ 足があたったなど)

 

・1対複数

 

・一方的な暴言

 (悪口)

 

・急所(目や鼻 口 股間など)をたたくける

・大きい子が小さい子に暴力的な言動や 言うこと聞かせるみたいな支配構造

 

 

これらは NGですね。

 

 

もちろん あいまいな基準ではあるんですが

 

「大人同士であった場合に 社会的に許される行為かどうか」

 

 

だと思います。

 

 

 

「子どもだからしょうがない」

 

って 私たち大人って よく言います。

 

 

でも それって 子どもを尊重してない気がします。

 

 

 

子どもだからこそ 大切なことは 小さいうちから繰り返し経験しながら

 

学ぶ必要があるのではないでしょうか。

 

 

 

子ども同士のけんかだから

 

トラブルだから

 

仕方ないのではなく

 

 

子どもだからこそ きちんと 

 

ならぬものはならぬと 教えるのが 大人の役目だと思っています。

 

 

 

 

子どもだから仕方ないというのは

 

 

「子どもだから 何回も同じことを繰り返すのは仕方ない」

 

のであって

 

 

 

もしその子が大人になった時に 同じことをしたら 許されないようなことをしたのであれば

 

例え今は子どもであっても

 

それこそ 繰り返し 何度でも 同じことを 大人が忍耐強く 教えることが必要と思っています。

 

 

 

 

1回言えばわかる子もいる。

 

でも

 

100回言って やっと少しわかる子もいる。

 

 

それが 個人差であって 特性であるだけです。

 

その個人差に対して

 

大人がめんどくさくなってしかりつけるのがよくないだけです。

 

 

 

 

特別支援教育でも同じです。

 

 

未就学児の特別支援が必要とする集団などでは

 

2年も3年もかけて

 

「じゃんけんで 勝っても負けても泣かないよ」

 

って 言い続けたりします。

 

 

毎回泣くから(笑)

 

 

でも 3年かかって 1回でも泣かなくなったら それは成長です。

 

 

 

いけないことをいけないと教え

 

いけないことをしてしまった時にはどうしたらいいのかを教える。

 

 

 

それは 大人の役目です。

 

 

家庭環境がどうとか

 

あの子は親の愛情不足だからとか

 

発達障害があるから仕方ないとか

 

 

 

そういう話じゃない。

 

 

ならぬものはならぬと 教えてあげられるのは 子どもが子どもでいる間だけですよ。

 

すぐに結果を求めるのではなくて

 

子どもには繰り返し大事なことを伝えるのです。

 

 

 

 

ちなみにうちは 昨日 娘にめっちゃ真剣に伝えました。

 

 

我が家は 兄よりも妹の方が気が強いです。

 

 

昨日の夕方 二人が口げんかになり 言い合いになりましたが

 

兄が なにやら文句を言ってるのに

 

娘がそれを無視して聞いてないふりをしたんですよね。

 

 

 

「そんなこと知らないし」

 

「答えたくないし」

 

みたいに言いながら。

 

 

 

ありませんでした?子どもの頃。

 

 

口げんかになった時に

 

途中から相手または自分が

 

 

「はあ?あんた何言ってんの?ばかみたーい」

 

みたいな すり替えはじめるようなことって。

 

まともに取り合わないってやつですね。

 

 

 

あれ 最悪と思ってます。

 

 

 

ケンカすればいいし 言い合えばいいと思う。

 

でも 相手が正面から来たら

 

こちらも正面から受け止めてそれに対して返す。

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それをしなかった娘に

 

とくとくと 伝えました。

 

 

 

嫌なことは嫌っていえばいい。

 

でも 相手を無視するんじゃないと。

 

相手の言い分をなかったことにするんじゃないと。

 

 

 

ま、途中から大泣きしてましたけどね。

 

 

 

そして伝えました。

 

少しずつ 練習していこうって。

 

また 同じ間違いしてもいいよって。

 

でも その度にママは同じこというから

 

少しずつ覚えていこうって。

 

 

 

 

 

愛の反対は無関心。

 

 

自分は今ココにいるのに 自分を見てもらえない

 

 

そんな経験は

 

 

きっと 叱られることよりも 子どもに小さな傷として 積み重なっていくことでしょう。

 

 

 

 

親がそれを でききれないことだってあります。

 

 

私も 放置のときは放置だし(笑)

 

 

だからこそ 親子が集まる機会があるときは

 

 

「お互いさま」で

 

見れるときに お互いの子どもを 見合っていったらいいんじゃないっすかね(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

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