だから やってみないとわからない。

先週末 何を血迷ったかw  

立冬も過ぎたというのに、栗仕事を始めました。

 

 

一番のきっかけは 

 

旦那さんが ちょっと前に

 

「ああ、栗ごはん 久々に食べたいなぁ」

 

って スーパーでつぶやいてたから。

 

 

 

旦那さんのお母さんは おせち料理も全部手作りしちゃうような方なので

 

同居してた頃は 季節のお料理を 時々おすそ分けもしてくれてたんですよね。

 

 

でも 今はそれもないし。

 

 

 

ああ、そうだよね。

 

新しい土地に来て たまには 懐かしの味も食べたいよね。

 

 

なんて気持ちが

 

そのつぶやきを聞いてから、ずっとなんとなく私の中にあって。

 

 

 

でも!

 

何を隠そう まともに栗仕事(生の栗の皮むきから始める)なんて

 

やったことなくて(笑)

 

 

ずっと お店で栗を見かけては 一瞬立ち止まり そしてスルーしてたんですけど。

 

 

もう 見かけなくなってきて ああ、栗の時期も終わったよなぁと

 

複雑な気分でいたところで 見つけちゃったもんだから、つい購入。

 

 

 

しかも 昨年  滝さゆりさんにいただいた 「栗の渋皮煮」があまりにもおいしかったから

 

それも 作ってみようなんて うっかり考えてしまい、大量に・・・・・・(笑)

 

 

 

とりあえず 渋皮煮は

 

外側のカタイ皮(鬼皮)をむくときに 渋皮が傷つかないようにしなければいけないとのことだったので

 

まあ ある程度気を付けてむいて

 

傷ついちゃったら、キレイにむいちゃって

 

栗ごはん用にしようという まあなんとも適当な感じで 皮むきスタート。

 

 

 

 

まあ ここまではよかった。

 

一番大変な作業は 鬼皮むきだと思ってたので。

 

 

 

とーこーろーがー!!!

 

まあ 栗ご飯は あとは水につけておいてあく抜きすればいいだけなんですが。

 

 

渋皮煮ですよ渋皮煮!!!

 

私 渋皮ついたまま 時間かけて煮るだけかと思ってたんですよね・・・・。

 

 

 

それで 調べてみたら・・・・渋皮煮は ここからが本番でした。

 

 

渋皮の付いた栗を 傷つけないように鍋に入れ、水と重層を入れ 煮る。

しばらく煮たら 鍋に流水を入れながら あくで濁ったお湯を洗い流し

そして 黒くなった渋皮を 優しくこすってはがしていく。

 

ただし、一番下の渋皮まではがれてしまうと煮崩れるので
何層にもなっている渋皮を 最下層ははがさずに 表面だけはがしていく

これを 3回くらい繰り返す!!!!

 

 

 

・・・・・・・すごい大変でした(T_T)

 

 

地味な作業ですよね 延々と。

 

洗い流すときも ざるにあけると 栗が割れるからダメとか。

 

ちょっと強めにこすると すぐ黄色の栗の実が見えてしまうとか。

 

 

 

結局 渋皮が一切破けずに きれいに渋皮煮に完成したのは

 

10粒前後・・・。

 

 

 

まあ 煮崩れたものも 普通に食べれますので問題はないんですけどね。

 

すごくすごく おいしくできたし♪

 

 

 

 

でも 渋皮煮が こんなに手間暇かかるもんだと 知りませんでした。

 

 

そして 自分でやってみて 初めて 昨年いただいた渋皮煮のプライスレスさを

 

感じたというか。

 

 

もちろん おいしくて ありがたくいただいたんです、その時も。

 

 

でも 工程を知っているか知らないかって こんなにも違うんだなぁって。

 

 

 

日々の生活があまりにも便利で、なんでも簡単に手に入るからこそ

 

置き去りにしてきてしまっていることが あるんだろうなって

 

こういうふうに やってみると感じることが多くあります。

 

 

やっぱり やってみないとわからないことって 多いですね。

 

 

そうそう

 

栗ご飯は 私がもち米が好きなのでw

栗おこわにしましたよ。

 

 

 

子ども達も 旦那さんも おいしいと喜んでくれたので 頑張ったかいがありました。

 

 

 

 

そして 大変だったはずなのに

もしまた 売ってたら 買ってきて もう少し上手に作り上げたいという気持ちが湧いてくるのは

 

たぶん マニアックな私だけかも知れません(笑)

 

 

 

こういった プライスレスなことも 講座でもお伝えしていきますね。

 

 

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