【施術をしていて「何か足りない」と思うときはありませんか?】
(11/19(水)開催の午後の講座についてです)
クライアントさんや患者さんに手を使って施術をしている皆さん向けの内容です。
施術をしているとき、「何か足りない」、そう思ったことはありませんか?
私はこれまで、そういう時期が何度かありました。
学んで教わってきたことも実践している。
技術も少しずつは向上しているから、下手になったというわけでもなさそう。一応臨床結果も伴っている。
でも、
「何か足りない」
直近の私の具体例を出すと、
表層は変化した。
でも、なんか、外側だけのような・・・。
そんな感覚でした。
徒手療法の最大の特徴は、その名の通り「手」ですので、もう感覚でしか説明できないのですが、でも確かにある、違和感。
そうなってくると、なんかすっきりしない気がすることが続きます。自分の評価としては及第点。仕事としては成り立つ(そこまでは、もちろん持っていく)。決して悪くはない。ちゃんとこれでクライアントさんもよくなる方向に行ってる。相手を壊してもいない。でも、うーん・・・。
そういう時期をしばらく過ごして、施術の学びが進んで行った時、
「あ、足りなかったの、これか!」
と気づくタイミングがきました。
「自分はこれが見えてなかったんだ!」と。
この直近の感覚としては、体のレイヤーを別々で見ていて、
一つのものとして見る視点の欠如や、その手の感覚の曖昧さだったように思います。
学んですぐできるようになるわけではないのですが、それでも学んで持ち帰って実践してみれば、施術後の身体の動きの様子が違う。
違うことを目の当たりにして、また、足りてなかったなと、気づくわけです。
学びとは、そんなことの繰り返しで。
でも、私の場合は、なんとなく、先に「なんか足りない」がある気がします。
皆さんは、そんなことはありませんか?
もしあるのであれば、今回の講座の内容
身体を三階層で捉え、そして一つのものとして見ていく、
というのが、きっと何か気づきになると考えます。
患者さんやクライアントさんのために、より良い治療・施術をしていきたい、そんな治療家、施術家、セラピストさんはぜひ、詳細をまず覗いていただけたら嬉しいです。


