昔の話です。
オステオパシーを学び始めて一年半たったころでしょうか。
正式に 施術をメニューとして始めると決まった後に、
あるオステオパスの先生の講義を 二日間受けたことがありました。
2日目の最後の時間に 質疑応答の時間があり
私はその時に 質問しながら涙が浮かんできました。
ある程度学んできたつもりでいたのに
さらに深い哲学や 実技を目の当たりにして。
自分が師事していた方や その先生の足元にも及ばない 自分の実力の無さを痛感して
怖くなったのです。
自分にその資格があるのだろうかと。
万が一 自分の未熟さのせいで 取り返しのつかないことになったら・・・と。
それは 社会的な資格が とか 責任が とかではなく
まるで妊娠したときのように 「カラダ(イノチ)を預かる」という
そんな大きなことを こんなちっぽけな自分がしていいのだろうかと。
どうしたらいいのかと。
先生は そういうことがあったか、どう乗り越えてきたのか と。
そんなような質問をしました。
そして 今 手元にあるノートに書いてあるのが
「自分ができる100点のしごと」
という一言。
そのとき その先生は 親身になって答えてくださった姿だけは
覚えているのですが 答えを聞きながら 号泣してまして。
一言一句聞き逃さず・・・という平静さはもう保てなかったのですけれど、
その一言だけは 書いてありました。
ずっと その言葉を胸に やってきた気がします。
(そして そう言えば 今年 違う人から同じ言葉を言われて
もうだめかもと思ってた状況から また 施術に立ち戻ったことを思い出しました。)
自分の責任の重さを感じながら
でも それに押しつぶされないように 日々練習して勉強して。
ちょっと感覚つかんだり 受けてくださった方のいい反応がもらえると
うれしくなる反面 努力すればするほど
「自分はこれだけやってきたんだから」
というエゴが むくむくと芽をだしてきて。
そのエゴを感じるたびに
エゴでは 相手のカラダは 開いてくれないのだと
また そんな自分に嫌気がさして 自信がなくなって。
そしてそんなときに
「今の自分ができる100点の仕事」
という意味に立ち返る。
妥協ではない 『今』の意味を かみしめながら。
そんな繰り返しです。
ストイック かもしれません。
頭が固い のかもしれません。
理想が高すぎる のかもしれません。
でも そうやって自分を磨いていくことは 私にとっては価値あること。
そして ココロやカラダ イノチは どこまでやっても
充分であるなんて 言える日は来ないくらい 私にとっては 尊いもの。
だから 思いつきのような感じで 募り始めた こちらの取り組みですが
【募集中】 施術者&セラピスト限定!メンバー制ブラッシュアップ&情報交換会
かーなり本気です。
え、別に料金は高くないよ(笑) 講座じゃないから(笑)
もちろん 取りまとめ役や進行役は 責任もって勤めるし
技術向上 という意味では
それぞれの技術の長所を生かせるような
「カラダの触れ方」の部分で
オステオパシーの要素は大いにお役にたてると思ってますので
会費制にしましたけれど。
講座って責任のほとんどは 講師にあると思ってるんですよ。
でも 研修は違う。自主的に学んでいく場所。
与えられた事を受け取る場じゃなくて
アウトプットしてインプットする場所。
この記事に なにか心が動いてくれた方なら
健康に関与する形が違ったって構わない。
施術でも 健康相談やカウンセリングでも。
技術レベルも経験年数も問いません。
「自分に信を置いてくださる相手のココロとカラダの健康」
という目的に向かって
一緒に 切磋琢磨できる 仲間が欲しいので。
定期的に 会える距離でね。
待ってます。
ちなみに私 かに座ですが かに座は仲間を大事にする星座らしいっすよw
それに 堅苦しくはならないから大丈夫♪
【募集中】 施術者&セラピスト限定!メンバー制ブラッシュアップ&情報交換会
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