【親子別々の昼食】【危険な組体操】運動会に思うこと

子どもたちの運動会

今年は 岡山に来て初めての運動会だったので
色々思うことがありました

まず
【親子別々の昼食】

について

 

 

 

こちらは記事にもしましたが
→久々に 衝撃の事実……子どもの運動会(T_T)(T_T)

これまでの勤務校や子どもたちの運動会では
いつも昼食は 家族みんなで だったので
(前日までプリントもよく読んでおらず(笑))

はりきって 大きいピクニック用のお弁当箱まで買っていただけに

子ども達は昼食は教室で食べる

 

ということを前日に(自分が悪い(笑))知って すごくすごくショックでした

ほら 楽しみだったから(笑)
感情的には なんでやねん!!!!(T_T)(T_T)
って感じで(笑)

でも それをフェイスブックでつぶやきましたところ 

思ってた以上にご反響いただきまして

最近の流れという部分もあれば 昔からそうという地域もあるし

学校事情によるというところもあるし

本当にそれぞれなんだなぁとあらためて感じました

 

 

そして

確かに私個人の感情としては!

一緒に食べたかった

それに尽きます(笑)

でも 意見としては

別々っていうのもありだなぁと思っています

それぞれにやっぱりよさと そして欠点があるのです

親子で一緒に食べる良さは 家族の一体感 思い出 などなど

 

 

でも
欠点としては
家族が来れない子どもはさみしい思いをする ということです

どちらがいいのか と言われても 正直わかりません

ご家族が来れない子どもが多い学校は 子どもたちは教室で食べた方がいいでしょうし

そういう子がめったにいない学校なら 親子一緒でも という見方もできます

ただ
教員経験がある私としては やっぱり運動会当日

さみしい思いを誰にもしてほしくない たとえ 何百人中のたった一人だったとしても

それは数字上の話であって

その子はその一人しかいないから

だから 
昨日ショックは受けたけれど(あまりにもショックだったので何度も言う(笑))

じゃあ来年からは親子で食べること希望します!みたいな意見を言うつもりはさらさらありません

昔は 親が来れなくても祖父母や近所の家族が一緒に食べてたっていう時代もあったでしょう

でも 今はそれが難しいことをよく知っています

だから それを押しつけることもできない

 

 

それに たとえ 祖父母やご近所さんが一緒に食べたとしても
周りの子は 自分の親と食べているのです
やっぱり切なさはのこるんじゃないかな

 

で ふと思い出したのです
今 私の≪人育て≫にも参加してくれてる
ジァニュ智子さんの記事を

 

→アフリカ人に学ぶ②あなたの子は私の子

 

私たちが便利さと快適さとプライバシーの確立とともに
失った部分が見えて来る気がしてなりません

でも別に悲観してないけど(笑)

それに気付いたんだから今からまた変えていけばいいじゃん(笑)

そしてもう一つが

 

【組体操】

 

まあ 運動会シーズンということで
たくさんの賛否両論説が流れております

とりわけ 10段ピラミッドなどの組体操は かなり批判されてますねぇ

 

が!
今年うちの上の子は 組体操が演技種目としてありました

あのね 正直 すっごく美しかった

 

 

組体操は演技種目なので

 

その演技で伝える世界観

BGMとして流れるクラッシックのピアノの旋律

 

短い合図の音とともに 機敏に切り替えられる動き

 

なめらかに変化していく手足の流れ

 

統率のとれた動き

 

 

すごかったなぁ

 

人間はなぜ 美しいものを美しいと感じるのか
そんなことを 深くつきとめたくなる衝動に駆られました

 

でも その美しさの裏には
毎日どろだらけに汚してくる体操服

赤くなってくる足の裏やひざ

頭や首やそこらじゅうの痛みの訴え
毎日3時間の運動会練習でへとへとのなか 宿題をやるわが子の姿

 

そんなものがあります

じゃあ どちらが正しいのか

 

それも答えはないと思います

 

10段ピラミッド いいと思います

ただしそれは 毎年の学校の恒例行事になるべきではなく
その学年ごとに合わせ ふさわしいレベル 安全なレベルであるべきです
 

学校の全ての目標は

子どもたちのココロとカラダの健やかな成長のためにあるものです

だから その目的から逸脱して
評価を求めたり称賛を求めた時に ひずみが生まれ
子どもたちの大けがという代償がでてきてしまうのだとおもいます 

 

 

 

 

そして 忘れてはならないのは

今の学校は 保護者の意向 地域の意向もかなり入っているということです

昼食形態にしても
組体操含めた演技にしても運動会の内容にしても

 

保護者の意向も強く入っている可能性も十分にあるということです

最終判断は もちろん学校なんですけどね

結局のところ 賛否両論の話を見たり 自分が経験したときに

それを踏まえて 自分は何ができるか ということのような気がします

 

あまりにおかしいと思うなら それは 学校側に意見してみたらいいと思いますよ

ということで

久々に教育問題に触れてみました(笑)

 

 

 

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