牛タン解体作業。「ベジタリアンは菜食主義ではない」サンプラザ中野氏の健康問題。糖質制限。

 

先日、知り合いが数人絶賛している、お肉の卸売業者さんからの直接買い付け?

的なグループで、お試しに購入してみたボックスに、

 

謎のお肉の塊が届きました(笑)。 

 

 

ラベルがついてなかったので、

牛肉であることは確かだけど、どこの部位かわからなくて。 

 

私のひじから手首くらいの長さ太さのお肉を

とりあえず、解凍。

 

牛すね肉などが入るって書いてあったし、

そういう形っぽいから、すね肉なのかなって思いつつ。 

 

 

 

半解凍くらいが 作業しやすいので

まだ 結構凍ってる状態で包装をはがします。

 

 

半分くらいはいわゆるお肉の色だけど、

半分くらいは、灰色と白。 

 

ああ、皮の色が残ってるのかもなって。 

 

 

でも、骨がどうも見当たらない。 

 

そして、だんだん柔らかくなってきたら、表面になんだかざらざらした柔らかいとげ。

 

 

この大きさで、太さで、骨が一切なくて。

そして、片面がざらざらしてるものがついてて。

 

 

ふと思い出したのが、

飼い猫に舐められた時の手触り。

 

 

 

そう、届いてたのは、牛タンでした。

 

 

 

 

 

焼肉屋さんに行ったときには、私は必ずおかわりしたいくらい、牛タンが好きです。 

 

 

 

知っていました。

頭では。

 

 

牛タンって、牛の舌。 

 

 

 

牛が牧草をはむはむしている様子も 何度も見たことあります。 

 

 

 

その、舌でした。 

 

 

 

・・・・結構ビビった(笑) 

 

でも、私たちが普段買っている、きれいにパッケージングされているお肉だって、

 

元をたどれば骨も皮もついていて。

 

 

それを解体してくれている人がいるから。

 

私たちは

 

 「知識としては知っているけど、実際にはその生々しさを知らないまま」

 

それを食している。 

 

 

 

でも、頑張りました。

 

頑張って、ざらざらしている皮を包丁でそぎ、

裏の筋を取り。

 

 

あれもあるんすよ。

私たちも鏡で自分の舌下とか見ると、

 

つぶつぶがあるでしょ。

あれに似た感じのところもありました。 

  

 

生々しくてごめんね(笑) 

 

 

 

そういうもの、一生懸命とりました。

 

 

そしたらね、うまく取れないの。 

 

包丁、ちゃんと研いでないし、

解体したことなんてないから、手元も不確かだし。 

  

 

出来るだけ、出来るだけ無駄のないように、

キレイに皮だけとりたいのに、

 

じゃがいもの皮がつい 厚くなってしまうように、

どうしても きれいにそげない。 

 

 

 

こういうのって、解体を専門にしているお肉屋さんだったら

きっと出来るだけ無駄なく出来るんだろうなって思った。 

  

 

体験をするって、結構傲慢な考えかもって

そんなことも思った。

 

 

でも、やってみなきゃわかんないことだらけだなって思った。

 

私、ほんとなんにも知らないなって(笑)。 

 

 

 

 

私、一時期、すごいベジタリアンにこだわってた時期があったんですよ。 

 

スイーツだけはやめられず、たまーに頂いてたけど、

 

基本的に、卵、乳製品、お魚、お肉など、動物性食材は一切食べない。 

 

2年くらいあったかな。 

  

 

 

その時に、こんな本に出会ったんです。

 

「ベジタリアンは菜食主義ではありません。」

 

って。

 

(うちに今もありますので、興味ある方はお貸しします(笑))

 

 

 

 

そのころは、わかったようでわかってなかったんだなと今は思うんですけど。 

 

ベジタリアンって、確かに菜食なんですよ。

 

動物性のものは基本食べない。

(これも色々そのなかで 分かれる。卵だけOKとかもある(笑))

 

 

でも、目的が大きく違うってことを、この本では言いたかったみたい。 

  

 

 

 

サンプラザ中野が菜食主義で、

 

チェーンのラーメン屋さんでベジタリアンラーメンまで監修したこともあるくらい

 

結構徹底してるのは、有名な話なんですけど。 

 

 

 

ちょっと前に、中野氏がバラエティ番組に出てて、血管年齢だっけ?

 

とにかく、なんかの健康診断を受けた時に、

 

実年齢よりも老化が進んでて、

 

お医者さんとかが、お肉など動物性のものを少しは食べた方が・・・。

 

 

って話してました。 

 

  

 

 

「人間が、健康に生き残る」ためには

 

おそらく、一般の人ならある程度、動物性のものも必要。 

 

 

そこに、合う合わないとかあるからね。 

 

 

 

でね、

 

今、食糧危機がさわがれてるでしょう。

 

地球の人口が増えすぎてるって。 

 

 

 

でもね、

 

一人分のお肉をつくるのにつかわれる穀物って、6人分必要なんですって。 

(この例はトウモロコシだった。)

 

牛肉1キロを生産するのに必要な穀物は16キロ以上。 

 

 

お水に至っては 200倍必要だとか。

 

 

 

 

もちろん、私は、こういうデータって、色々操作というか、

見方によって違うから(笑)

 

全部全部うのみにしてるわけじゃないんです。

 

 

でも、そういう見方があるってこと。

 

 

 

そう考えた時に、

 

実際にベジタリアンの世界にどっぷりつかったこともあり、

 

その話を聴いたことがある私としては、

 

 

 

「糖質制限までやって、断糖肉食やって、

 

人間だけの健康を追及して、何になるんだろう」

 

って、思うんですよ。

 

 

 

 

今は、ベジタリアンはやめて、お肉、お魚、なんでもありがたくいただいてます。

 

美味しいし。

 

みんなと一緒に食べる食事は 幸せだし。 

 

 

 

また、

 

今疾病があって、とにかく 最低限の健康ベースを取り戻したい。

 

 

そういう人は、断糖肉食的なことが、ご本人に合ってるなら、やった方がいいよ。

 

 

 

でも、今、それなりに健康な人。

 

それなりに元気な人が。

 

 

 

健康不安を刺激するビジネスにあおられて。

 

今病気でもないのに。

 

それに走って、いったい何になるんだろう。

 

 

どこを目指すんだろうって。

 

 

たまに思う。 

 

 

 

 

私は、サンプラザ中野氏が、どんな信念で、どんな目的でベジタリアンをやってきたのかを知らないので、

 

自分の健康が第一なら、まあ少しは摂取されたらいいと思うし、

 

 

でも、そうじゃない信念があったのなら、貫けばいいじゃん って思ってる。 

  

 

 

 

と、牛タンの解体ということを、一生懸命やってみて。 

 

気付いたことがたくさんあったので、

 

色々書いてみました。

 

 

 

「イノチ」と向き合うって、難しい。

 

どうやって向き合ったらいいのか。

 

どの気付きをどうとらえたらいいのか。

 

 

いつだって手探りです、私。

 

 

でも

 

ちゃんと「イノチ」と向き合う生き方を

 

私はしていきたい。 

  

 

 

 

 

 

 

 

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