昨日は 旦那さんのいきなりの提案で(笑)
広島に家族で行ってきました。
広島の 原爆ドームと 原爆資料館を見に。
ちょうど息子が学校でそのあたりの学習をしているのもあったせいなのかな。
私は実は 平和記念公園に行くのも初めてでした。
息子は ある程度学習で知っているものの、
娘はなんのことだかあまり分かっておらず。
公園についても かけっこしようとか、そんな感じ。
慰霊碑が見えてきたので、
娘に説明をしました。
「昔、戦争があってね。
この辺に 原子爆弾っていうのが落とされて、
子どもも大人も オトコの人もオンナの人も 関係なく
たくさんの人が死んじゃって
たくさんの人が ひどいけがをして
そして 生き残った人も ひどい病気で苦しんだんだよ。
今でも その病気の人もいるよ。」
って。
そして 話しながらもう、涙が止まりませんでした。
リアルに、思い浮んでしまって。
もちろん リアルって言ったって、
映像で見たり 写真で見たり 本で読んだり
そういうことでしか 知らない当時のことです。
でも その場にいるんだと 思った瞬間に もう何とも言えない
涙が流れてきました。
恐怖だけではなくて。
憤り、というよりも、
果たして もう二度とこのようなことがないようにと
できることを私は出来ているのだろうかと、
この子の前で 大人として胸を張って
平和を守るためにできることを やっていると 言えるのだろうかと。
そんな 自分の葛藤の涙でした。
今は大事。
目の前の生活は大事。
健康も大事。
でも
それだけではどうにもならない 社会 世界の平和。
後からお話を聞かせてもらった原爆2世の語り部さんが言ってました。
「オバマさんは この前広島に来たときに
『いつか 核兵器を持つ国も それを捨て去る決断を』
って言っていたけれど。
私たちは『今すぐにでも』捨て去ってほしいと思ってる。」
と。
家族で
「平和」
について考える機会を作ってくれた旦那さんに感謝です。
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