マインドコントロールの怖さ。

ただの私見ですけど。

 

「これさえあれば間違いない」

 

「自分の言うことさえ聞いてれば間違いない」

 

「素直に聞く人だけがうまくいく」

 

そんなことばっかり言ったり発信したりしてる人は 基本的に信用してません。

 

 

 

みんな 簡単に ヒトの思考や心に入り込もうとしすぎる。

 

コントロールしようとしすぎる。

 

そう 感じてます。

 

 

 

 

そういう人たちは 知らないんじゃないかと思う。

 

指示ばかりされて、思考をなくして行く人たちが うつろ(空虚)になっていく姿の恐ろしさを。

 

 

 

私は そのかけらを 自分が教員時代にみただけで

本当に後悔しました。

 

 

余裕がなくて 時間がなくて 実力もなくて

子ども達に思考の時間をなかなか作ってあげられず、

とにかく 小さなケンカやトラブルを少しでもへらしたくて、

指示ばかりしていた 初任のころ。

 

子ども達は 考えることを手放していきました。

 

「先生に聞けばいい」

 

「どうせ自分たちが考えても 先生が決めるんだから」

 

そういう癖がついていった子ども達。

 

全員じゃないし、いつもなわけじゃない。

でも その兆しを感じ始めて どうにかしなきゃと気付き

 

立て直すのに 1年かかりました。

 

あんなにも 自分の力の無さに落胆したことはありません。

 

 

 

 

まずは 言われたことを やってみる ということは大事なこともあります。

 

技術的なこと ノウハウ的なこと そういうことは

 

やってみて 積み重ねてみてわかることもあるから。

 

 

漢字練習だって九九だって そうでしょ。

 

やるしかないこともある。

 

 

 

でも 大事なことは 自分で考える。

 

思考する時間をつくる。

 

 

 

私はそれが大事だと思ってます。

 

 

 

 

 

 

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