★ただただ 空色であり 海色でいたい★

神様がさ
人間に知能や文明 科学の発展を
与えたのはさ

もしかしたら

賢くなったつもりで
大きくなったつもりで
何でもわかったようなつもりで
つい慢心しちゃう人間にさ

人間はちっぽけな
小さな小さな命なんだから
気負わず焦らず争わず
ただ
命いっぱい生きればいいよと

気づくチャンスをくれたんじゃないのかな

この大きな地球の上で
日々の生活を
目の前の人と  家族と
笑顔で生きていいよと
教えてくれてるんじゃないかな

この景色を見下ろせたから
空を飛べたから
宇宙に行けたから
この世界を支配できたなんて
ただの錯覚で

地上で
小さな小さな私たちが
あらそっていようが
物事を批判しようが
この地球も宇宙も変わらない

この空の青さも
海の碧さも
変わらずただそこにある

目の前にあるものを
歪めて見ることなく

ただただ
美しく透明な空色であり
深く静かな海色で
私はいたい

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