「シャワーだけで入浴しないとガンになる」という呪縛。権威者の断言も「仮説」と受けとってみる。

タイトルの件について、ちょっとこれは書いておこうと思いました。 

 

自分自身の反省も込めて、なんですけれども。 

 

 

 

数日前に、知り合いの方がフェイスブックである医師の記事について、疑問ともにシェアされていました。 

 

 

その医師の記事の趣旨はおそらく

 

【入浴の習慣をつけることで、大きな疾病などを回避したり、治癒に導くことができる】

 

ということなんだろうと思います。 

 

 

(シャワーだけでなく)入浴することで得られる効果も、とても丁寧に書いてありましたし、

体温が低いことについてのデメリットについても書かれていました。 

 

 

その当たりについては、うんうんなるほど。

こういう説明の仕方や臨床例も勉強になるなぁと感じました。 

 

 

が、その途中で、その医師の方の(クリニックの?)臨床例だと思うのですけれど

 

シャワーだけの生活習慣の方のがんの再発があったとか、

シャワーだけの方がガンで亡くなったとか、そういう事例が書かれていたのですね。 

 

 

で、受け取り方によっては

 

それは、シャワーばかりになるとガンになる

入浴習慣がないとガンになる

 

というようにも読み取れる。 

 

そういうことを【医師】という立場の人が発信している。 

 

 

ということは、一般人である私たちにとっては、場合によってはとても強い呪縛になってしまうだろうと思っています。 

 

 

 

まだまだ、経験も臨床例も少ない私ですが、

私なりに、入浴の大切さや効能は理解しているつもりでいます。 

 

シャワーだけよりは、入浴習慣はある方がいいとは思います。 

 

 

けれど 

 

【入浴習慣があると、がんを含め大きな疾病になりにくい】≠【入浴習慣がないと、がんを含め大きな疾病になりやすい】

 

なんです。

(≠って、同じではないって意味ね。)

 

分かりにくいでしょうか。 

 

 

例えば、ガンと診断を受けた時に、ずっとシャワーだけでしたという事実があるならば、

 

ガンができやすい体の状況(例えば、血液循環不良、低体温)の理由の一つとして、

入浴をしていなかったから かも という推測ができます。 

(おそらく他の原因もある。)

 

 

 

 

けれど、

 

ずっとシャワーでもガンにもなにもならない人だってたくさんいるし、

 

お風呂大好きで、なんなら一日二回三回入っているような人でも、がんになる人もいるんです。 

 

 

 

とはいえ、こういう書き方や発信の仕方も、たぶん私もこれまでもしてきてるところがきっとあるんですよね。

 

一時期は、やっぱり「カラダの構造」という意味で、施術をしないとどうにもならない部分がある

 

なんて いっぱし風なことを言っておりました。 

 

 

 

 

施術の良さを伝えたかったし、

 

施術だからできることを伝えたかったから、なんですけど。 

 

 

 

 

その想いが行き過ぎてしまうことで、逆にこういう呪縛を作ってしまいかねないんだなと

 

自分のおごりを反省することが増えましたし、

 

最近は

 

「施術しないと治らない よくならない 変化しない」みたいな 変な傲慢さは 捨て去ろうと思いました。

(私がそう思ってたら、ホントにそうなっちゃうじゃんね。)

 

 

 

まあけど、自分自身の体感としては、施術を使うと、変化が早い、というのはあるんですけどねw 

 

でも、それはあくまで私の経験談だから。 

 

 

 

それが全員に当てはまる。

 

一般的で当たり前、というには、まだ経験が少ないかなと感じています。

(でも、お役に立つなら、施術でお手伝いしたいw)

 

 

 

なんか、自信がないから、私なんかの言葉が呪縛になるとか、影響力があるとかっていう意識があまりないんですけど。 

 

でも、施術家として、やっていきたいという気持ちはあるので、自分への戒めとしようとも思いました。 

 

 

 

とりあえず、何かをしていたから絶対にガンになるとか、こういう病気になるとか

これをしていないと、大きな疾病があるとかって、全員に当てはまるものはないと今は感じています。 

 

 

お薬も同じね。

 

「薬は毒」

 

という言葉もよく最近は見かけることが増えました。

 

じゃあ毒ってそもそも何?ってとこからホントは考えたいところ。 

 

 

そして、

今現在、その薬が無ければ生きていられない人がいるという現実の中で、

早々安易に、「薬は毒」なんてことも言えないなぁと思うのです。 

それが呪縛になるから。

 

 

 

(そういう発信を大々的にしている専門家もいて、それはでも、それ相応の臨床数とおそらく覚悟がある中で、

という方も多いと思うので、それはそれで、私からしたら尊敬する部分もあります。)

 

 

私の場合

薬に関して今いえることと言えば、

 

「自然界にはない、不自然な人工物であるので、人体が扱いこなすには相当負担がある」

ということ。 

 

「デメリット」「リスク」の認識が素人の私たちは低いから、

そこをちゃんと知った上で選択をした方がいいのでは、ということ。 

 

 

これも、まだまだ、経験が足りないので、

そうじゃないかなぁと 推測しながら、これからまた積み上げていきたいなと思います。 

 

 

 

けど、世の中、

 

はっきりわかりやすく断言されているものや、インパクトがあるものの方が やっぱり目にとまるし、広がるからね。

難しいね。そのあたりも。 

 

だからたぶん、どこのどんな人の言葉も、

 

「その人自身の『仮説』『信念』であって、絶対ではない。」

 

それがたとえ、医師その他専門家、権威ある人の言葉であっても。 

 

という風に受け取れたらいいのかなと。 

 

 

 

私自身は、一応、自分の中の嘘を無くしていく、というのが私が決めている今のテーマなので。 

 

なるべく誠実に、なるべく嘘なくを、意識していきたいと思います。 

(だから、これすらも、正解ではないってことですよ。)

 

 

 

 

 

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